GA4 初心者でもここだけ抑えれば大丈夫 – データの見方編
2023年7月1日から本格運用になるGoogleAnalytics4。
これまでのUniversal Analytics(UA)からデータの集計方法が大きく変わりました。
前回は、GoogleAnalyticsとは何か、について解説しました。
今回は、初心者でもここだけ見ておけばOK!のGAデータをご紹介したいと思います。
※レポートの項目や名称は頻繁に変わるため、この内容は作成時のものです。
Google Analyticsの管理画面を見ると、左サイドメニューに
「レポート」「探索」「広告」の3つの大メニューがあり、
それぞれのメニューに子メニューが用意されています。
「レポート」の下には「ユーザー」と「ライフタイム」が用意されています。
この中で、最低限チェックしたいのは4つです
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ユーザー属性
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テクノロジー
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ユーザー獲得
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コンバージョン
1. ユーザー属性
過去30分/ 1分あたりの訪問ユーザー数のほか、任意の期間(デフォルトは直近28日間)のユーザーの地域、性別、年齢などがわかります。自社サービスや商品にあったユーザーが訪問してくれているかがわかります。
2. テクノロジー
ユーザーが利用しているデバイスとブラウザデータを見ることができます。
デスクトップ、スマホ、タブレットの比率、どのブラウザからどれだけ訪問されているかがわかるので、
ウェブサイト設計や情報の見せ方の改善につなげることができます。
3. ユーザー獲得
ユーザーがどこからウェブサイトに訪れたかがわかります。
検索からか直接リンクからかなどのほか、広告運用をしている場合は広告が効果的に集客につながっているか、等を検証できます。
各用語は以下の通りです。
Direct |
直接URLを入力、ブックマーク、アプリ、QRコード他 |
Organic Search |
検索エンジンで検索 |
Referral |
他のWebサイトのリンクから |
Organic Social |
SNSのリンクから |
Paid Search |
リスティング広告など有料広告からの流入 |
Unassigned |
どれにも該当しない場合 |
4.コンバージョン
エンゲージメントメニューの中にある指標で、
あらかじめ設定された項目のほか、カスタム設定した目標値(資料ダウンロード、問い合わせ、購入など)を見ることができます。
ほかにも各種集計データはありますが、まずは自社のサイトのアナリティクスを見る時には、
これらのデータを意識すると大きなユーザーの動きが見えてきます。
見方にも慣れるので、ぜひ日頃からチェックしてみてください。
Google Analyticsは専用タグを設置するだけで、簡単にデータを取ることができますので、
もし自社サイトにアナリティクスが入っていない場合は、設置することをお勧めします。